子どもの歯ブラシを長持ちさせる作戦
- 2017/12/31
- 20:00
1本700円という値段にびびり、
どうにもプラスチックの歯ブラシを脱せずにいます。
大人は2ヶ月に1本ペース。
2ヶ月を過ぎると、急に歯ブラシのコシがなくなり、
穂先が広がって磨きの効率がぐんと下がります。
この、穂先が広がった状態を寿命とすると、
3歳と2歳の子ども達の歯ブラシ寿命は、2週間。
歯ブラシを噛んでしまうためです。
まさか、2週間で新しい歯ブラシを捨てるなんて、
プラスチックの削減を図りつつ節約を目指す私には
到底不可能です。
しかし、磨きの効率低下により、
歯に刺さった青のりを掻き出すのに時間を費やす日々。
これも、困ったものです。
そこで、ひねり出した苦肉の策。
・子どもが自分で磨く歯ブラシ
・大人が仕上げ磨きをする歯ブラシ
これらを別々の歯ブラシで行うようにしたのです。
つまり、一人につき2本の歯ブラシを使い分ける作戦!
子どもが歯ブラシを噛むのは、自分で磨く時。
大人の見よう見まねで歯磨きをしているつもりですが、
ブラシの力加減をしながら器用に動かすなんて難しく、
集中が途切れたらより簡単な「噛む」動作になってしまう。
ならばいっそ「噛む」専用の歯ブラシを与えてしまおう。
自分で磨くのなんて形だけ。
大人の仕上げの時に、磨きやすいキレイなものが
あれば良いじゃないか。
噛むための歯ブラシは、ボロボロになってもOK。
仕上げの歯ブラシさえ、定期的に新調すれば良い.
そうすれば、歯の少ない子どもたちの歯ブラシは、
2ヶ月以上持つかもしれません。
そんなこんなで始まった歯ブラシ2本持ち作戦、
安全管理面でもなかなか良いのです。
子どもは歯ブラシをくわえたまま転倒し、
喉に突き刺さる事故を起こすことがあります。
上ムスメが歯みがき中に椅子から転落し、
唇と歯茎を切る事故を起こしました。
幸い軽症でしたが、脳に達する時もあるとか。
最近はヘッドが曲がる歯ブラシも売られていますが、
その手のものは1本数百円と高価。
安全のためとは言え、消耗品と考えるとあまりに高く、
手をだせずにいたのです。
この歯ブラシ2本持ち作戦では、
子どもが使う歯ブラシは、使おうと思えば、
寿命を考えずにずっと使わせることができます。
それなら、安全設計の高価な歯ブラシを使っても
大して家計に響きません。
安全歯ブラシは数ヵ月に渡って使い続け、
仕上げ磨きだけ定期的に交換すれば良いのです。
子ども用の安い歯ブラシは噛むとどんどん削れてしまい、
プラスチックを食べさせているような心配がありました。
安全歯ブラシは、ソフトなシリコンっぽいさわり心地で
噛んでも削れたり凹んだりしないのも魅力。
これまでの安物より、安心して使用できます。
気がついたらこれが大晦日の更新となる記事。
なんとちっぽけで、ささやかな記事なのでしょう!
我ながらこのスケールの小ささには笑えてきますが、
チマチマした人間ですので、しょうがない。
こんな小さな取り組みだって1ヶ月、1年、10年経ったら、
大きな結果をもたらすに違いない。
まずは、プラスチックのゴミをゼロにするべく
チマチマしたゼロウェイスト・アクションを
積み重ねていこうと思います。
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